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クロノブンキョウトウキョウ GMT1を拝見、「使いやすい」GMT機能を探る

今年のGPHGにもノミネートが発表されたクロノブンキョウトウキョウのGMT1、実機を拝見させていただけたのでレポートします。
(なお、写真は公式提供のものになります)

「ビジネスにマッチするドレッシーなGMTウォッチ」を目指したというGMT1、昼と夜を表すために高コントラストの2色で塗り分けられることが多い24時間リングによってスポーティーな印象になりがちなGMT機能そのロレックス スーパーコピー販売おすすめ優良サイトものに上手く切り込んできました。

特徴的な24時間リングは夜時間を5本の横線で表現、色を変えるほど目立たず、数字以外の視認性も確保するというバランスの取れた解決策で、カラー塗料・皮膜と違い、彫りこみ+強固な黒の墨入れで実現されているため経年変化にも強いというメリットもありそうです。

文字盤も落ち着いたトーンで、それぞれのエリアの色と質感を変えて視認性を向上させています。

GMT関連の表示は赤系でまとめられていて、GMT針は12時間の時針より短く、独立した24時間インデックスは12時間インデックスの内側に設けられています。
これもあまり見ないデザインで、針を短くして内側に閉じ込める、12時間の世界と交わらせないことで一般的には慣れていない24時間の世界が完全に分離するので見やすそうです。
逆に、ベゼル+GMT針で求める第3時間帯の表示については慣れが必要になりそうですが、「第3」という事もあり、直感的に理解する用途と理解しました。

ベゼルもユニークで、通常であれば30分または1時間ごとのクリックになっているベゼルが、連続的に動いて保持は摩擦で行うフリクション式になっています。
これはもちろん設計上の拘りで、フリクションを生んでいる部分は汎用の防水用Oリングが使えるように設計されており、遠い未来でも「直せる」ことを目指しています。
また、これにより15分・45分単位の時差にも対応できる、と言う副次的なメリットも生まれました。
構造自体はクリック式より複雑で部品数も多くなってしまいましたが、前述したメリットを取って採用したのは素晴らしいと思います。

ムーブメントはもちろん信頼と実績のミヨタ、GMTキャリバー9075です。
「GMTの分類」は私にはよくわからないので、「機能と想定する使い方(ユースケース)」で説明してみたいと思います。

このムーブメントはリュウズ1段引きで12時間側の時針を独立に1時間単位で進み/戻しすることが出来ます、日付はこの12時間側が24時を回った時に進み、戻していけば日付も戻ります。
リュウズ2段引きで時合わせになり分針が動いて分単位の時間あわせを行います、この状態では24時間側と12時間側は連動して動きます

もちろん使い方は自由なのですが、上記の機能で「どう使うのが便利と考えているか(ユースケース)」を伺ってみました。

通常時はホームタイム(拠点の時差)に合わせて12時間側と24時間側を合わせ、GMT針はデイ&ナイト的に使います。
旅行時はリュウズ一段引きで12時間側だけを進み/戻しして24時間をホームタイム/12時間をローカルタイム(行き先の時差)のデュアルタイムウォッチとして使います、日付も連動するため「この日付どっちの日付だっけ?」と言う問題も発生しませんし、リュウズ一段引きであれば時計が停止しないので精度を保ったまま時間が変更できます。

これとは別に、ベゼルは独立した時差にすることで最大3時間帯の時刻を一瞥することが出来ます。

個人的には24時間はUTC固定(好みの問題)かな?とは思いますが、どの使い方でも操作が容易、特に日付周りの挙動は「使う事を考えた」造りと感じました。

いつもと同じように、デザイナーとしての浅岡節を今回はGMTと言う実用機能に反映させたGMT1、実機も展示しているそうなので是非ご覧ください。

浅岡氏からのメッセージと技術情報、販売情報を引用します。

新作「GMT 1」について—浅岡肇

近年発表されるほとんどの腕時計は、機能性に付加価値を見出すものが多いのに対し、KURONO TOKYOシリーズはファッションとのコーディネートを重要視しています。男性のファッションは基本保守的であり、スーツやシューズといったアイテムは、ここ100年以上ほとんど変わっていません。そこでKURONO TOKYOは、ファッションと腕時計をどうコーディネートするかという観点から、伝統を取り入れつつ現代を意識したデザインを常に考えています。自然にジャケットの袖口に収まる38mmの外径も、そういった配慮に基づいています。

 従来のGMTウオッチは、スポーツウオッチのカテゴリーに分類されるものがほとんどでした。しかし、実際にGMTを強く欲している人たちはビジネスマンです。そこで今回のドレッシーなGMT 1は、そんな世界中を飛び回るビジネスマンの伴侶としてご期待に沿えるものと思っています。

 今回採用したGMT 1の機能は「トゥルーGMT」です。24時針を修正するのではなく、時針を単独で修正する仕様であるため、プラス時差(時計回り)、マイナス時差(反時計回り)の両方に対応できます。これにより、時間帯を変更する必要が生じた際に迅速に対応することが可能です。また両方向回転ベゼルは、耐久性を考慮しクリックの無いものを採用しています。

技術詳細

機能:時分秒表示、GMT
駆動方式:自動巻
ケース径:38ミリ
ケース厚み:11.7ミリ
ケース素材:ステンレススチール(316L鍛造)
ベゼル:両方向回転ベゼル
防水性:5気圧
ストラップ:カーフレザー
ムーブメント:MIYOTA 9075(自動巻、24石、毎時28800振動、パワーリザーブ約40時間)
風防:ボックスサファイアクリスタル
製造国:日本

税込価格:346,500円
数量限定

■実機プレビュー
KURONO TOKYO AOYAMA SALONにて、実機を下記の期間中ご覧いただけます。

[期間] 9月1日(金)11時 ~
[場所] KURONO TOKYO AOYAMA SALON
〒107-0061 東京都港区北青山2丁目10−22
TEL:03-6823-8358
営業時間:11時~19時(日曜、祝日定休)
https://kuronotokyo.com/pages/kurono-tokyo-aoyama-salon

■予約販売スケジュール
1.日本にお住まいの方向け / 店頭先行販売
KURONO TOKYO AOYAMA SALONの店頭にて先行販売をいたします。
なお、今回は抽選ではなく先着順となります。
※こちらの先行販売は、数量に限りがございますのでご了承ください。
[期間] 9月1日(金)11時 ~ 9月7日(木)19時
[場所] KURONO TOKYO AOYAMA SALON

2.オメガ スーパーコピー代金引換を激安すべての皆さま向け / 一般販売
[日時]日本時間9月8日(金)23時スタート
[場所] KURONO公式ホームページ上(https://kuronotokyo.com/)からの販売となります。
すべての皆さまが対象となり、ご参加いただけます。

ご購入を希望される場合、事前にKURONO公式ホームページにてアカウント登録が必要です。(登録無料)

■発送スケジュール
10月初旬より随時発送する予定です。

ジャガー・ルクルトが2つのダイヤル バリエーションを備えた新しいポラリス・クロノグラフを発表

• 贅沢なラッカーがスポーツコンプリケーションの真髄に新たな洗練を追加
• 一体型クロノグラフ機構を搭載した自社製キャリバー761
• 交換可能なストラップ

ジャガー・ルクルトスーパーコピー 代引きは2018年に歴史あるポラリスの名前を復活させ、日常の冒険のために考案されたまったく新しいタイムピース シリーズとして、モダンでスポーティでありながらシックな腕時計として再定義しました。そして2023年、ポラリス・クロノグラフはマニュファクチュールに息づく職人技を披露する2つのシグネチャーダイヤルによって新たな進化を遂げます。

時計製造における重要なスポーツコンプリケーションの自信に満ち、洗練された表現の汎用性を強調するため、この新しいポラリス・クロノグラフ モデルには瞬時にスタイルや雰囲気を変更できる交換可能なスト ラップが付属しています。

贅沢なラッカーがスポーティなダイヤルに新たな魅力を追加
ケースのモダンでシンプルなラインに囲まれた新しいポラリス・クロノグラフの2つのダイヤルは、表面の贅沢なラッカー仕上げによって大胆かつ印象的なデザインとなっています。

1つはポラリスの特徴であるエレガントさを表現したディープブルー、もう1つはスポーティさを表現したジャガー・ルクルト初のカラーであるウォームグレーをまとっています。

複雑な構造のこのダイヤルは、センターディスク、アワーマーカーが取り付けられたミドルリング、タキメータースケールが刻まれたアウターリングで構成されています。センターディスクとアワーリングのどちらでも、ラッカーのカラーが明るいものから暗いものへと徐々に変化し、ダイヤルに視覚的な深みを与えています。これら2つのダイヤル部品のラッカー仕上げは、1つ1つの層のコーティングを手作業で行うため、時間と厳密さが要求される職人技を駆使した工程です。
最初に透明のニスを塗布し、その後にカラーの層を塗り重ねていきます。ここでの課題は、2つのセクションが一致するように、シェイドとグラデーションの両方をコントロールすることです。その後、半透明のラッカーを35回塗り重ね、カラーに奥行きと豊かさを出します。この工程は、部品を明るい鏡面仕上げに研磨することで完了します。

この新しいポラリス・クロノグラフのダイヤルのレイアウトはタイムレスで、直感的に読み取りやすくなっています。センターにはクロノグラフ秒針が取り付けられており、重要な測定値を正確に読み取ることができます。3時位置の30分積算計と均衡を保つように配置された9時位置のサブダイヤル(前モデルからの顕著な変更点)は、秒表示によってダイヤルに活気を与えています。これらのサブダイヤルのサーキュラーグレインは、ラッカー仕上げの表面の高光沢やアウターリングのオパーリン仕上げとコントラストを成しています。

オレンジのアクセントによって、重要な表示に目が行くようになっており、全体の構成にダイナミズムを生み出しています。スケルトン加工された針は表示の視認性を高め、現代のポラリスのデザインコードに合わせて、大胆な台形のインデックスがクロノグラフ表示の繊細なディテールと調和を取っています。インデックス、数字、針の先端に施された夜光塗料のコーティングは、光がどのような状態であっても読み取りやすさを向上させるものであり、スポーツウォッチには欠かせない特性です。

卓越した時計製造のレガシーを駆使
サファイアクリスタルのケースバックからは、自動巻きムーブメント、キャリバー761を眺めることができます。これは、高性能と機械としてのエレガンスを組み合わせたジャガー・ルクルトの時計製造へのアプローチの真髄です。二重香箱を備えたこの完全一体型クロノグラフ ムーブメントは、垂直クラッチを採用したコラムホイール クロノグラフ機構を搭載し、65時間のパワーリザーブを提供します。

ブルースクリュー、ベースプレートのコート・ド・ジュネーブ装飾、「JL」のモチーフをあしらったシグネチャーのオープンワークローターなどの繊細な仕上げが施されています。このムーブメントは、スイスのジュウ渓谷にあるル・サンティエのマニュファクチュール内で設計、製造、仕上げ、組み立てが行われています。

エレガンスと冒険が出会う時
スポーツウォッチの堅牢で実用的な機能と、ジャガー・ルクルト独自のエレガントなデザインを巧みに調和させたポラリス シリーズは、1960年代のジャガー・ルクルトを象徴するダイビングウォッチに敬意を表すると共に、そのスポーツ精神を捉え、ヴィンテージの魅力をエレガントで自信に満ちた現代的なスタイルとして再解釈しています。
カジュアルでエレガントな日常使いのタイムピースとしても、高性能スポーツウォッチとしても、 優れた汎用性を備えたポラリス ・クロノグラフは、高い快適性を実現するよう設計されています。調和の取れた、極めて着用しやすい42mmのスチール製ケースには、すっきりとした直線、シャープな曲線を描くラグ、スリムなベゼル、サファイアクリスタルガラス、サテン仕上げとポリッシュ仕上げの人目を引く組み合わせといったポラリスの主要なデザインコードが採用されています。現代的なポラリス シリーズにインスピレーションを与えた1960年代モデルの象徴である大型の リューズと頑丈なプッシュボタンは、より掴みやすく、使いやすくなるように設計されています。

人生のあらゆる冒険に対応できるようデザインされたこのタイムピースは、交換可能なストラップシステムによって、瞬時に個性やスタイルを変えることができます。新しいポラリス・クロノグラフにはそれぞれ、2つのストラップが付属しています。ブルーダイヤルにはステンレススチール製ブレスレットと「クルー・ド・パリ」モチーフを施したブルーのラバーストラップが、グレーダイヤルにはベージュのキャンバス製ストラップと同様の質感を持つブラックのラバーストラップが付属しています。

【技術仕様】
ポラリス・クロノグラフ
リファレンス:ブルーダイヤル:Q9028181、グレーダイヤル:Q902843J

ケース:ステンレススチール
サイズ:直径42 mm、厚さ13.39 mm
キャリバー:ジャガー・ルクルト製自動巻キャリバー 761
機能:時、分、スモールセコンド、30分積算計/センターセコンド表示/タキメーター付きクロノグラフ
パワーリザーブ:65時間
ダイヤル:ブルーラッカーまたはグレーラッカー
防水性:10気圧
ストラップ:
・ブルーダイヤル=ステンレススチール製ブレスレットと追加のラバーストラップ
・グレーダイヤル=ベージュのキャンバス製ストラップと追加のラバーストラップ
・両モデルとも交換可能なフォールディングバックル付き
価格:¥ 2,354,000(ブルーダイヤル)/¥ 2,266,000(グレーダイヤル:Q902843J)

【お問い合せ】
ジャガー・ルクルト コンタクトセンター
TEL:0120-79-1833
営業時間:平日の月曜から金曜 11:00~19:00

[ジャガー・ルクルト]~ウォッチメーカーの中のウォッチメーカー
1833年以来、ジャガー・ルクルトは、革新性と創造性への抑えきれない渇望に導かれ、故郷ジュウ渓谷の平穏な自然環境からインスピレーションを得て、複雑機構への熟練した技術とその精度で際立った存在となっています。ウォッチメーカーTMの中のウォッチメーカーとして知られるマニュファクチュールは、1,300を超えるキャリバーの制作と400以上の特許を通して、スーパーコピー 代引きその絶え間ない革新の精神を表現してきました。ジャガー・ルクルトの時計職人たちは、190年にわたる蓄積された専門知識を駆使して、最先端の精密なメカニズムの設計、製造、仕上げ、装飾を行い、何世紀にもわたるノウハウと情熱を融合させ、過去と未来をつないでいます。時代を超え、常に時と共にあります。180種類もの専門技術がひとつ屋根の下に集結したマニュファクチュールは、その技巧に、デザインの美しさとを独特で控え目な洗練を組み合わせ、高級時計に息吹を吹き込んでいます。

チャペック「PLACE VENDÔME COMPLICITÉ (プラス・ヴァンドーム コンプリシテ)」~

チャペックは、1930年に最初に開発された、腕時計では非常に珍しいダブル・エスケープメントをユニークに再解釈したプラス・ヴァンドーム コンプリシテを発表します。2つの独立した脱進機がそれぞれのペースで鼓動し、歩度の変動は12時位置の差動装置によってバランスが保たれます。すべての機構はダイヤル側に美しくレイアウトされています。

いつものように、プラス・ヴァンドーム コンプリシテの開発は技術的、芸術的な物語であると同時に、スーパーコピー時計 優良サイト人間的な物語でもありました。

基本的な価値観として、チャペックはエタブリサージュの概念を擁護しています。エタブリサージュとは、かつて時計製造業界全体を定義していた専門工房のエコシステムです。これにより、各時計製造技術において最も才能のある独立した専門家を選び、指揮者がオーケストラの音楽家を団結させるように、彼らを集結させて優れた時計を製造することが可能になります。チャペックにとって、サプライヤーは創造性のパートナーであり、これがプラス・ヴァンドーム コンプリシテの実現の決定的な要因になりました。

美を追求して
この時計のアイデアは、チャペックの有名なファーストモデル、ケ・デ・ベルクとプラス・ヴァンドームの進化系として2018年に生まれました。これらのムーブメントの構造は、ダイヤルの7時30分と4時30分の位置にサブダイヤルを備えた独特のチャペック・フェイスを生み出します。

ダブル・エスケープメントのコンセプトの技術的側面は、チャペックのCEOであるザビエル・デ・ロックモーレルと、メゾンを取り囲むコレクター、投資家、愛好家を構成とする「レアな人々」にとって魅力的でした。しかし、チャペックの指針として重要な原則は、メカニズムの美しさがアビヤージュ(外装部、ダイヤル、針、ケース)の美しさと同様に重要であるということです。そのためすべてのチャペックのムーブメントのアーキテクチャは、技術的要素と美的要素を結びつけるよう設計されており、両方を均等に機能させ、強化するように設計されています。

コンプリシテの出発点は、オリジナルのプラス・ヴァンドームのダイヤル・レイアウトを尊重することでした。2つの特徴的なサブダイヤルがピラミッドの底部を形成し、その頂点には第3のサブダイヤルが配置されています。その後、初期のスケッチが作成されました。エスケープメントが7時30分と4時30分位置に配置され、それらを接続するディファレンシャル・ギアが12時位置にあり、両方のエスケープメントの輪列が中心を取り囲む形になっています。

「このアイデアの真の美しさは、12時位置のディファレンシャル・ギアを中心要素として、ダブル・エスケープメントを表現する方法にあります。」とザビエル・デ・ロックモーレルは説明します。「そして、メカニズムをダイヤル側にもってきてすべてをオープンワークにすることで、美しい動きのある彫刻のような作品になるのです。」

しかし、このようなムーブメントを構築するということは言うは易し行うは難しでした。美的要素と技術的要素を調和させることができる製造パートナーを探し求めるも、結果的にアイデアは一時保留されました。そしてある日、家族と友情の物語がそれを蘇らせました。ザビエルの子供の一人であるポールは、独立時計職人ベルンハルト・レデラーの娘とヌーシャテルの学校で同じクラスに属しており、共通の友人が2人の父親を紹介しました。彼らの出会いは友情、アイデアの相互交換、アドバイスや支援につながり、最終的には問題が解決し、新しいダブル・エスケープメントの構造が可能となり、新しい時計が誕生しました。

新しいタイムピースの名前、プラス・ヴァンドーム コンプリシテは、このコラボレーションを示すものであり、また協力して動作する2つの独立したエスケープメントの一体感を意味しています。

Aesthetics and Sophisticated Mechanics: an Unbreakable Bond
美学と洗練されたメカニック : 不断の絆
ダブル・エスケープメント レギュレーターの原則は、2つの独立したバランスホィールが個別に振動し、ディファレンシャル・ギアを介してひとつの香箱からのパワーが供給される動力によって、重力や日常生活における様々な要因によって引き起こされる可能性のある歩度の変動が打ち消され、より高い時間の正確性が確保されるというものです。

ダブル・エスケープメントがその核となるチャペックの新しい自社製ムーブメントSHX8は手巻き式で約72時間のパワーリザーブを備えています。巻き上げ残量はテン輪の間の6時位置のダイヤル上に表示されます。2つのサファイア・ブリッジによりダイヤル側の輪列全体を明らかにし、それらはボックススタイルのサファイア・クリスタル・ガラスで保護されています。

特徴的なトライアングル・ブリッジによって支えられたテン輪により、この美学は現代性と伝統を融合させ、さまざまなパーツの異なる金属の色彩で遊びながら、ムーブメントの内部構造に深く視線を引き込みます。当然のことながら、高級時計製造の手法による仕上げが満ち溢れており、伝統的な手作業による仕上げに加え、より現代的な装飾手法も採り入れられています。これはダイヤル側だけではなく、ムーブメント側にも18ヶ所のインワード・アングルが施されています。

クラウン・ホイール・メカニズムは、ベルンハルト・レデラーの隠れたシグネチャーであり、コンプリシテの開発に対する彼の貢献へのさりげない敬意として、ムーブメントのデザインに組み込まれています。

ムーブメントの背景として、2つのダイヤルカラーが用意されています。ホワイトゴールドのケースとさりげない調和を生み出すクールなグレーの色調と、チャペックのより冒険的なスピリットを体現するローズゴールドのケースに深いサファイアブルーという大胆な組み合わせです。フランジとインデックスリングのサテン仕上げは、ベースプレイトのマットなグレイン仕上げとのコントラストを生み出しています。

現代的なスタイルを加えるために、針は剣のような形状で、メカニズムの視界を妨げないようにオープンワークになっており、その形状は、アプライドのインデックスとシンクロしています。

すべての針とインデックスはケース素材に合わせたゴールドプレイトが施され、暗い環境でも視認性を高める蓄光コーティングがなされています。真のチャペック・スタイルという観点から言うと、ほとんど隠されたディテールにも美的効果のための仕上げがなされています。例えば、ムーブメントの奥深くを見ると、針が取り付けられているポストがオープンワークになっており、小さな「アルカード・デ・ウール(時間のアーケード)」が作られているのがわかります。

ケ・デ・ベルクとプラス・ヴァンドームのケースからインスピレーションを得たこのケースは比較的コンパクトで非常に着用しやすい41.8mmです。チャペックのシグネチャーであるケース表現の要素が凝集されており、より鮮明なラインが現代的なセンスを加えています。ケースサイドの流れるような曲線とラグ側面のくぼみの鮮明な角度が生み出すダイナミックな緊張感が目を惹きます。そしてブラッシュとポリッシュ仕上げの組み合わせによって、光と影の遊びが増幅されています。アンサンブルを完成させるのは、各ダイヤルの色と一致するアリゲーター・ストラップで、ゴールドのフォールディング・バックルが付属します。

「チャペックのヴィジョンは、モダンな高級時計製造の進化の最前線に立ち、時計製造の伝統を未来に投影することです。」とザビエル・デ・ロックモーレルは言います。「過去とのつながりは基本的な要素ですが、それを新しい方法で表現します。プラス・ヴァンドーム コンプリシテは、精度、創造性、美学、オープンさ、コラボレーションという哲学を示した最新の例です。」

この2モデルは、それぞれ50本の限定版です。

OnlyWatch2023のために、チャペックはスティール製ケースのプラス・ヴァンドーム コンプリシテのユニークピースを製作しました。ダイヤルは、レマン湖の水面のさざ波のパターンを、チャリティのオフィシャルカラーで表現したシャンルベ技巧によるエナメルのリングで囲まれています。このユニークピースは、11月5日、ジュネーブで開催されるOnlyWatchオークションに寄付されます。

ベルンハルト・レデラーについて
ベルンハルト・レデラーはヌーシャテル近郊のサン・ブレイズに住む、ドイツ生まれのマスター・ウォッチメーカーで、数々の賞を受賞しており、画期的なコンセプトと卓越した時計の発明者です。彼の創造性と革新的なコンセプトは、彼の挑戦への取り組み方から生まれています。彼は伝統的なコンセプトと技術を尊重し、分析しますが、常にそれに挑戦します。これらすべてにはウォッチメイキングの伝統に対する深い理解と、過去の巨匠たちへの多大な敬意が込められています。彼のセントラル・インパルス・クロノメーターは、2021年ジュネーブ・ウォッチ・グランプリのイノベーション部門を受賞しました。
ベルンハルト・レデラーは結婚しており、2人の子供の父親です。彼は非常に名誉のあるAHCI(独立時計師アカデミー)の最初の歴史的メンバーの一人です。

【仕様】
プラス・ヴァンドーム コンプリシテ ハーモニー・ブルー
Place Vendôme Complicité – Harmony Blue


12位置にディファレンシャルギアを備えたオープンワークのダブル・エスケープメント
Bernhard Lederer(ベルンハルト・レデラー)との共同開発
50本の限定生産

FUNCTIONS
-時・分・秒表示
-パワーリザーブ表示

MOVEMENT
-Czapek キャリバー SXH8 : 手巻き / ベルンハルト・レデラーとの共同開発
-オープンワーク
-オープンワークのディファレンシャル・ギアによるダブル・エスケープメント / センターセコンド
-約72時間のパワーリザーブ
-振動数 : 21,600 VpH(3Hz)
-4つのゴールド製慣性ウエイト(マスロット)を備えたフリースプラング・テンプ
-2つのサファイア製ブリッジ
-6つのゴールドシャトン

FINISH
-手作業による面取り
-手作業による18のインワード・アングル

CASE
-18Kローズゴールド / ボックス型サファイア・クリスタル / サイドに窪みのあるラグ / リューズガード
-ケース : 41.8mm(径)13.3mm(厚)
-ガラスを含めない厚さは8.8mm
-無反射加工がなされたサファイア・クリスタル
-5気圧防水

DIAL
-ガルバニック処理されたブルーのメインプレート / 表面はグレーネ(粒子)仕上げ
-サーキュラー・グレイン仕上げのミニット&アワーリング
-部分的にスケルトン化されたソード・シェイプの針先端にスーパールミノーバ
-ファセット加工されたミラーポリッシュ仕上げのスティール製インデックス

BRACELET
-アリゲーター
-18Kローズゴールド(5N)製のフォールディング・バックル

プラス・ヴァンドーム コンプリシテ スターダスト
Place Vendôme Complicité – Stardust
12位置にディファレンシャルギアを備えたオープンワークのダブル・エスケープメント
Bernhard Lederer(ベルンハルト・レデラー)との共同開発
50本の限定生産

FUNCTIONS
-時・分・秒表示
-パワーリザーブ表示

MOVEMENT
-Czapek キャリバー SXH8 : 手巻き / ベルンハルト・レデラーとの共同開発
-オープンワーク
-オープンワークのディファレンシャル・ギアによるダブル・エスケープメント / センターセコンド
-約72時間のパワーリザーブ
-振動数 : 21,600 VpH(3Hz)
-4つのゴールド製慣性ウエイト(マスロット)を備えたフリースプラング・テンプ
-2つのサファイア製ブリッジ
-6つのゴールドシャトン

FINISH
-手作業による面取り
-手作業による18のインワード・アングル

CASE
-18ホワイトゴールド / ボックス型サファイア・クリスタル /サイドに窪みのあるラグ / リューズガード
-ケース : 41.8mm(径)13.3mm(厚)
-ガラスを含めない厚さは8.8mm
-無反射加工がなされたサファイア・クリスタル
-5気圧防水

DIAL
-ガルバニック処理されたブルーのメインプレート / 表面はグレーネ(粒子)仕上げ
-サーキュラー・グレイン仕上げのミニット&アワーリング
-部分的にスケルトン化されたソード・シェイプの針先端にスーパールミノーバ
-ファセット加工されたミラーポリッシュ仕上げのスティール製インデックス

BRACELET
-アリゲーター
-18Kホワイトゴールド製のフォールディング・バッ

【関連 Web Site】
CZAPEK Geneve:
https://czapek.com/

Noble Styling:
http://noblestyling.com/

[Czapek&Cie]
チャペックは、19世紀のチェコ生まれのポーランド人ウォッチメーカー、フランソワ・チャペック(FrançoisCzapek)の精神を受け継いだ現代のウォッチ・メゾンです。1832年にチャペックは、ワルシャワでの政治的混乱から逃れ、ロレックススーパーコピー 代引きジュネーブに亡命しました。そして1830年代に数々のビジネスを創業しました。1845年にCzapek&Cie.(チャペック時計会社)を設立したのち、彼はナポレオン3世の宮廷時計師となり、パリのヴァンドーム広場に最初期の時計ブティックを開きました。

チャペックの名前は、2015年にメゾンの歴史とクラフトマンシップを再興しようとする時計愛好家のグループによって復活しました。1850年代のチャペック製ポケットウォッチからインスピレーションを得た、ファースト・コレクションである「ケ・デ・ベルク 33bis」は、2016年のGPHG(ジュネーブ・ウォッチ・グランプリ)でパブリック・プライズを受賞しました。2020年同社は、初の自社製ムーブメントを搭載したスポーツシックなコレクションである、アンタークティックを発表しました。現在、チャペックの時計は、独特なデザイン、高品質の職人技、限定生産で知られています。ジュネーブに本社を置き、ラ・ショードフォンに自社工房を構えるチャペックは、”etablissage”(エタブリサージュ -水平分業)というコンセプトを現代的な方法で徹底的に守っています。